たびにっき

OL修業中。グルメ/旅行/本/映画で日常を作り上げています。完全なる私的日記として利用しています。

最近の読書事情

久しぶりの更新になってしまいましたが、年もあけて、何をしていたかというとだらだら本を広げたり、テレビゲームに勤しんだり…たまにはやらなきゃと思っているクローゼット&本棚の整理もまったくできていません!

 

最近読んだ本を並べてみます。

・ナミヤ雑貨店の奇跡:東野圭吾

・PK:伊坂幸太郎

・11分間:パウロ コエーリョ

・話す技術 聞く技術:ハーバード ネゴシエーション プロジェクト

 

パウロコエーリョが好きで、実は何年も前に読みかけていた「11分間」を、今更ながら読了しました。「ベロニカは死ぬことにした」よりもわたし好みで、文章もより読み易かった為、一日で読み終えました。ブラジルの少女が娼婦として成り上がっていくというもので、途中幾度となく性描写はあるものの、村上春樹のような気持ち悪さ、生々しさは感じられず、イチ場面として楽しめる。(私はどうも村上春樹サマの過剰な性描写が苦手です…スミマセン)もう一度読みたいと思える、数少ない小説の一つになりました。

 

東野作品は半分以上手を出しているが、このナミヤ雑貨店はあまり良作とは感じなかった。世間や書店の店頭でやたらプッシュしているにもかかわらず、と思ってしまいます。(だからわたしは本を読むときに、面白いだろうという「期待感」を捨てている)ぼや~っとした感じで話が進み、ベタな展開。しかし同じ「ベタ」でも、マスカレードホテルはかなり良かったなぁと感じるので不思議。

 

PK、これが伊坂らしくて、とても好き。多少解釈に難を感じるので、何度も遡りながら読み進めた。タイムパラドックスのようで、微妙に違う。これが、あっちではどうなるのだろうというわくわく。一つ前に読んだ「オーファーザー」よりも伊坂らしいと思った。

 

そして普段あまり読まない実用書ですが、ふと手にして中をパラパラとめくったら、読んでみたいと思わされたので購入。まだ読みえていませんが、安っぽい自己啓発参考書ではなく、「読み物」として楽しい。

 

自分の良書を見極める「目」が育ってきたように思います。同じように人を見極める目も育てたいものですが…笑